2011年 03月 17日
どこかで繋がっているから
大地震の後、被災地の心配や我が家のするべきことが多くブログはちょっと控えていました。
余震も多く、まだまだ現在も震災真っ只中ではありますが、共に譲り合い、
話をすることでストレスや恐怖や不安が多少ほぐれると思いましたので本日はUPします。
今日はこの日の記録として個人的に書いておこうと思いました。
我が家の地震当日は、
偶然にもタロが午後休みでタロと小夏と晶太と一緒にタロの自転車を新調するため近所の大きなサイクルセンターへ散歩がてら出かけていました。
ちょっと不思議に思ったことは
その二日前、朝タロの自転車のタイヤがいきなりバースト。。。家を出てすぐだったので戻って車で仕事へ。
帰ってきてから「ほかも壊れた部分があるので、じゃあ新しいチャリ買うか?」と11日の午後時間があるからその日に行こうという事になっていました。
そして一日前、リンが出先で戻ってきて駅の近くに置いていたチャリに乗ったら・・・
げーーっパンクしてる!
これはですね、誰かのイタズラで何台かパンクさせられていました。
「あったまくる!」と思ってギコギコ引きながらそのサイクルセンターへ持って行きました。
サイクルセンターのお兄さん二人が
「あ~横に針見たいのが刺さっているからこれイタズラですね~」と
「やっぱり?むかつく~」などと言いながらも修理をしてもらいました。
ついでに「明日主人の自転車買いにたぶん着ますよ♪」と言ったら「お待ちしてま~す」と。
翌日11日、
予定通り午後二時頃モンキーズを連れて古いチャリをギコギコまた引いてサイクルセンターへ。
タロが自転車を選んでいる間、まん前の駐車場でフラフラ散歩モンキーズは時々現れるタロの姿を探しながらリンとのんびり待っていました。
店はドアなどがなくオープンなので良く見えるのです。
やっとこ、タロの自転車が決まったらしいのでモンキーズをタロに渡して、
支払いをしにリンがお店に入って行ったらお店の人が「出た方がいい」と外へ出ようとしてきました。
最初意味がわからなかったのですがタロが後ろから「地震で揺れてる」との声にお店の外へ
ちょうど出た時にものすごい揺れがきました。
タロに「小夏抱っこして!」と言ってリンも晶太を抱っこして・・・立っていられない。
駐車場の真ん中へ行って小夏と晶太をしっかり抱っこしてその場に座りました。
全てが揺れていました、横が大きな道路の陸橋だったので車が、街路樹が、隣の駐車場のとまっている車の中にぶら下がっているマスコットが大きく揺れていました。
サイクルセンターの自転車が何台も倒れていきました。
でも今思うとしっかり固定されていた自転車が多かったのか
ガシャンガシャン倒れるという音は少なかったように思います。
胸にしっかり抱いている晶太は小刻みに震えていました。
何が起きたのかわからないだろうけど、「何か怖い」ということは抱かれていても感じ取っていたようです。
小夏もタロに抱かれていましたが顔が硬直していて震えていました。
人間もとにかく焦っている、恐怖であるというのが伝わってしまったのでしょう。
お店の人も一緒に外で避難していたので「震源どこだろう?」と話していたら
携帯で調べてお店の人が「東北、三陸みたいですよ」と。
うそでしょ、ここでこんなに揺れたんだよ、あっちはいったい・・・
恐ろしいくらい不安になりました。
「お台場が燃えてるらしい」とも聞いて正直何が起こりだしたのか。
それから何度も大きな余震がしばらく続き怖くて怖くてリンも震えていたのだと思います。
今ここからは動かない方がいいと思い、しばらくサイクルセンターの人達とその場にいました。
途中、年配の男性が自転車で部品を買いに来ました、私たちの姿を見て不思議そうな顔・・・
自転車をこいでいたから地震に気がつかなかったと(ビックリ)
その後ここについて何度もの余震に驚いていました。
また車でここに来た人は「もう揺れてハンドル抑えたよ」と恐怖の顔でした。
少し大きな余震が収まってきた頃、一旦小夏と晶太を地面に下ろし、
晶太は普通になっていたのですが小夏はリンの足元にきて震えだしたので
抱っこする?と手を出したら胸に飛んできました。
小夏の方がものすごいナーバスになっていたようです。
その後は小夏はリンが抱っこで「大丈夫よ」となだめ続け
それでもまた余震が来ると回りを見渡し不安そうな顔で震えていました。
リンも妙に寒くてちょっと震えてしまったのが不安を仰いでしまったのかもしれません。
四時半が過ぎた頃、余震が落ち着いてきたので支払いをして家に帰ることに。
歩かせて少し経ったら小夏も晶太も普段どおり歩いて家に。
家族一緒だったので途中見るのを忘れていた携帯を取り出したら、大丈夫かの着信やメールがたくさん入っていました。放心状態で携帯に気がつかなくて
急いで身内の無事を確認、まだ外なんだと、でも無事だからと。
家の中入るの先に入って物が散乱していないか確認してからの方がいいと言われそっとドアを開けたら
家は小さな時計が一個落ちていただけであとは何も倒れてもいなし、落ちていませんでした。
停電や断水もなく通常に使えました。
家の中の方が安心だったかもと思ったくらい。
あとはテレビの報道で辛い現状を知ることに。
その夜リビングで私の横にぴったりくっついて小夏は寝ていました。
怖かったのでしょう、安心させるため何度もなぜながら熟睡できない不安な夜を迎えました。
きっとどこのおうちもこの日は眠れなかったことと思います。
以上は個人の記録だけで申し訳ありません。
この何日かは誰もが不安と心配で明け暮れる日々であると思います。
食品に関しても色々騒動のようなものがありますが、それとは別に思うことがあります。
我が家は偶然地震の2日前に頼んでおいたおコメ10kが届いたのですが
それがほんと今の我が家にとっては大事な食料であります。
このおコメは「福島産のコシヒカリ」です。
今被災されている方たちが一生懸命育てた稲が、遠く私達の現在の食難を救ってくれています。
タイトルの「どこかで繋がっている」というのはこの事です。
繋がっているからこそ、知らない人たちではない。
どこかで必ず繋がっている。
写真を一枚♪
地震前に撮ったものですがモンキーズからも元気のもとを
節電がんばりますよ♪ 節電がんばるわけよ♪
小夏屋の停電は、不思議なことにちょうど二ヶ月前停電になったあの日が本当に教訓、シュミレーションになっていました。
そして最後に私たちは
様々な被害を受けた方々が早く安心して眠れる夜を迎えられますよう
心から願い、祈っております。 小夏屋。
余震も多く、まだまだ現在も震災真っ只中ではありますが、共に譲り合い、
話をすることでストレスや恐怖や不安が多少ほぐれると思いましたので本日はUPします。
今日はこの日の記録として個人的に書いておこうと思いました。
我が家の地震当日は、
偶然にもタロが午後休みでタロと小夏と晶太と一緒にタロの自転車を新調するため近所の大きなサイクルセンターへ散歩がてら出かけていました。
ちょっと不思議に思ったことは
その二日前、朝タロの自転車のタイヤがいきなりバースト。。。家を出てすぐだったので戻って車で仕事へ。
帰ってきてから「ほかも壊れた部分があるので、じゃあ新しいチャリ買うか?」と11日の午後時間があるからその日に行こうという事になっていました。
そして一日前、リンが出先で戻ってきて駅の近くに置いていたチャリに乗ったら・・・
げーーっパンクしてる!
これはですね、誰かのイタズラで何台かパンクさせられていました。
「あったまくる!」と思ってギコギコ引きながらそのサイクルセンターへ持って行きました。
サイクルセンターのお兄さん二人が
「あ~横に針見たいのが刺さっているからこれイタズラですね~」と
「やっぱり?むかつく~」などと言いながらも修理をしてもらいました。
ついでに「明日主人の自転車買いにたぶん着ますよ♪」と言ったら「お待ちしてま~す」と。
翌日11日、
予定通り午後二時頃モンキーズを連れて古いチャリをギコギコまた引いてサイクルセンターへ。
タロが自転車を選んでいる間、まん前の駐車場でフラフラ散歩モンキーズは時々現れるタロの姿を探しながらリンとのんびり待っていました。
店はドアなどがなくオープンなので良く見えるのです。
やっとこ、タロの自転車が決まったらしいのでモンキーズをタロに渡して、
支払いをしにリンがお店に入って行ったらお店の人が「出た方がいい」と外へ出ようとしてきました。
最初意味がわからなかったのですがタロが後ろから「地震で揺れてる」との声にお店の外へ
ちょうど出た時にものすごい揺れがきました。
タロに「小夏抱っこして!」と言ってリンも晶太を抱っこして・・・立っていられない。
駐車場の真ん中へ行って小夏と晶太をしっかり抱っこしてその場に座りました。
全てが揺れていました、横が大きな道路の陸橋だったので車が、街路樹が、隣の駐車場のとまっている車の中にぶら下がっているマスコットが大きく揺れていました。
サイクルセンターの自転車が何台も倒れていきました。
でも今思うとしっかり固定されていた自転車が多かったのか
ガシャンガシャン倒れるという音は少なかったように思います。
胸にしっかり抱いている晶太は小刻みに震えていました。
何が起きたのかわからないだろうけど、「何か怖い」ということは抱かれていても感じ取っていたようです。
小夏もタロに抱かれていましたが顔が硬直していて震えていました。
人間もとにかく焦っている、恐怖であるというのが伝わってしまったのでしょう。
お店の人も一緒に外で避難していたので「震源どこだろう?」と話していたら
携帯で調べてお店の人が「東北、三陸みたいですよ」と。
うそでしょ、ここでこんなに揺れたんだよ、あっちはいったい・・・
恐ろしいくらい不安になりました。
「お台場が燃えてるらしい」とも聞いて正直何が起こりだしたのか。
それから何度も大きな余震がしばらく続き怖くて怖くてリンも震えていたのだと思います。
今ここからは動かない方がいいと思い、しばらくサイクルセンターの人達とその場にいました。
途中、年配の男性が自転車で部品を買いに来ました、私たちの姿を見て不思議そうな顔・・・
自転車をこいでいたから地震に気がつかなかったと(ビックリ)
その後ここについて何度もの余震に驚いていました。
また車でここに来た人は「もう揺れてハンドル抑えたよ」と恐怖の顔でした。
少し大きな余震が収まってきた頃、一旦小夏と晶太を地面に下ろし、
晶太は普通になっていたのですが小夏はリンの足元にきて震えだしたので
抱っこする?と手を出したら胸に飛んできました。
小夏の方がものすごいナーバスになっていたようです。
その後は小夏はリンが抱っこで「大丈夫よ」となだめ続け
それでもまた余震が来ると回りを見渡し不安そうな顔で震えていました。
リンも妙に寒くてちょっと震えてしまったのが不安を仰いでしまったのかもしれません。
四時半が過ぎた頃、余震が落ち着いてきたので支払いをして家に帰ることに。
歩かせて少し経ったら小夏も晶太も普段どおり歩いて家に。
家族一緒だったので途中見るのを忘れていた携帯を取り出したら、大丈夫かの着信やメールがたくさん入っていました。放心状態で携帯に気がつかなくて
急いで身内の無事を確認、まだ外なんだと、でも無事だからと。
家の中入るの先に入って物が散乱していないか確認してからの方がいいと言われそっとドアを開けたら
家は小さな時計が一個落ちていただけであとは何も倒れてもいなし、落ちていませんでした。
停電や断水もなく通常に使えました。
家の中の方が安心だったかもと思ったくらい。
あとはテレビの報道で辛い現状を知ることに。
その夜リビングで私の横にぴったりくっついて小夏は寝ていました。
怖かったのでしょう、安心させるため何度もなぜながら熟睡できない不安な夜を迎えました。
きっとどこのおうちもこの日は眠れなかったことと思います。
以上は個人の記録だけで申し訳ありません。
この何日かは誰もが不安と心配で明け暮れる日々であると思います。
食品に関しても色々騒動のようなものがありますが、それとは別に思うことがあります。
我が家は偶然地震の2日前に頼んでおいたおコメ10kが届いたのですが
それがほんと今の我が家にとっては大事な食料であります。
このおコメは「福島産のコシヒカリ」です。
今被災されている方たちが一生懸命育てた稲が、遠く私達の現在の食難を救ってくれています。
タイトルの「どこかで繋がっている」というのはこの事です。
繋がっているからこそ、知らない人たちではない。
どこかで必ず繋がっている。
写真を一枚♪
地震前に撮ったものですがモンキーズからも元気のもとを
小夏屋の停電は、不思議なことにちょうど二ヶ月前停電になったあの日が本当に教訓、シュミレーションになっていました。
そして最後に私たちは
様々な被害を受けた方々が早く安心して眠れる夜を迎えられますよう
心から願い、祈っております。 小夏屋。
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ふぉん
at 2011-03-18 12:30
x
2台の自転車が乗れなくなるなんて、何かあるのかな?
外にいて地震に会うのも怖いね。
でもタロさんも一緒でよかったね。
小夏&晶太ちゃんを一人で抱えて退避は大変だものね。
我が家はまだまだレオン父は不在の毎日です。
昼間暖かいのが助かるね。
気を付けて、頑張りましょう!
外にいて地震に会うのも怖いね。
でもタロさんも一緒でよかったね。
小夏&晶太ちゃんを一人で抱えて退避は大変だものね。
我が家はまだまだレオン父は不在の毎日です。
昼間暖かいのが助かるね。
気を付けて、頑張りましょう!
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小夏母
at 2011-03-20 22:09
x
ふぉんさん
レオン君少し落ち着きましたか?
自転車の件はなんか妙に気になっていたので書いたのですけど、何の因果か地震の二日目から二台ともで、地震に逢う場所が決まっていたのかと思ったくらいでした(勝手な想像です)
偶然家族一緒だったのでそれは今から思うと安心な事でした。
数時間前だったらバラバラでしたから。
レオン父様はまだ大変ですね、不安でしょうが一緒にみんながんばりましょう。
レオン君少し落ち着きましたか?
自転車の件はなんか妙に気になっていたので書いたのですけど、何の因果か地震の二日目から二台ともで、地震に逢う場所が決まっていたのかと思ったくらいでした(勝手な想像です)
偶然家族一緒だったのでそれは今から思うと安心な事でした。
数時間前だったらバラバラでしたから。
レオン父様はまだ大変ですね、不安でしょうが一緒にみんながんばりましょう。
by conatuya
| 2011-03-17 00:00
| モンキーズ日常
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